「風林火山」は、2007年1月7日から12月16日まで放送された大河ドラマです。

2017年4月からNHK BSプレミアム日曜昼12時から、大河ドラマアンコール枠で再放送されています。

2017年11月26日に放送されたのは、第35回「姫の戦い」です。

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前回、越後から帰った山本勘助(内野聖陽さん)は、村上義清(永島敏行さん)の砥石城を、真田幸隆(佐々木蔵之介さん)らと共に見事落としました。

平穏を取り戻した武田家に新たな側室が現れます。

前回の第34回「真田の本懐」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

大河ドラマアンコール 風林火山「第34回 真田の本懐」のネタバレとあらすじと感想。

それでは、第35回「姫の戦い」のあらすじと感想です。

新たな側室

勘助は、砥石城攻めで負傷した原虎胤(宍戸開さん)を見舞いに行き、小笠原長時(今井朋彦さん)から取った平瀬城の城代を、間もなく武田晴信(市川猿之助さん)から任せられるだろうと話します。

原は勘助の話に喜び、嫁のいない勘助に、末の娘を紹介します。娘はリツ(前田亜季さん)といって、勘助に興味津々です。

慕う心を隠して諏訪の姫を晴信に娶らせ、和子を作らせた事までよく知っていました。リツは、そんなにまでして側室にした姫を裏切って、また新たな側室を作ったと口を滑らせます。

原が慌てて噂だと言い繕いますが、側室の噂は武田家中に広がっていて、武田一族の油川家の娘、於琴姫(紺野まひるさん)が新たな側室との事でした。

勘助は全く知りませんでした。

リツはグイグイ押すタイプの女性で、勘助に初対面から「声が良い。」と言ったり、由布姫(柴本幸さん)を一途に慕っている事を感心していたり、とても勘助に興味があるようです。

勘助は意外にモテるタイプなのかもしれません。

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由布姫、側室の存在を知る

越後から戻ってすぐ、砥石城攻めに加わっていた勘助は、やっと諏訪の由布姫と四郎に無事帰還した事を報告しに行きました。四郎も立派に成長していて、「母上を泣かすな。」と心配させた勘助を叱るぐらいになっていました。

勘助は、由布姫に晴信が会いに来ていない事を知ります。由布姫は、晴信が自分の他に、女が出来たのだろうと勘づいていました。

勘助は、諏訪に来る途中に於琴姫の輿を見かけており、侍女から甲斐に向かっている事も聞いていた為、噂は本当だと掴んでいました。が、由布姫には言えず、黙っていました。

由布姫は、病に伏せっている大井夫人(風吹ジュンさん)を見舞いに四郎と甲斐へ訪れます。

大井夫人は喜んで訪問を受け入れました。

由布姫は、四郎を寅王丸にも会わせたいと希望しました。大井夫人が、寅王丸は出家して、ここにいない事を教えます。侍女の志摩(大森暁美さん)も、勘助に口止めされていたと打ち明けます。

何も知らされていなかった由布姫。勘助は晴信から話があるだろうと思っていたのです。

甲斐に由布姫と四郎が来て、歓迎の宴を催すも、晴信は、政の話や戦の話を聞きたがる由布姫と一緒にいても心が休まらない、と会いに行こうとしませんでした。

勘助としては、晴信から寅王丸の事を話して欲しかったのです。が、結局話してもらえず、由布姫は勘助を呼び出して、晴信から側室の話も聞いたように振る舞い、全部話を勘助から聞き出すのでした。

由布姫に問いただされている時の、勘助の慌てっぷりが面白かったです。由布姫の前ではタジタジです。

一方晴信も、芸術方面に長けていて、主に調整役を務めている信廉という弟に側室の事を指摘されていました。

由布姫の決意

由布姫は勘助に、「新しい側室に会わせなさい!」と言って困らせます。そこへ三条夫人(池脇千鶴さん)が現れて、「何を血迷うておられる?」と叱ります。

三条夫人は由布姫が来た時と一緒だ、側女が一人増えるだけの話だ。と冷静に対処するよう言います。由布姫は、結局側室に会う事は許されませんでした。

しかし由布姫は、黙って引き下がる事が出来ませんでした。寅王丸も出家させられた今、新たな側室と対抗するには、四郎を、御曹司より立派な武将にして、「武田家の跡継ぎとして育てます。」と言い出します。

勘助も心の内ではそう思っているだろうと、以前勘助が言っていた事を引き合いに出して、「四郎を育てて欲しい。」と頼むのでした。「滅多な事を口にされない方が。」と前とは逆に勘助の方が止めるぐらいでした。

晴信から見放され、生きる支えを失った由布姫は、四郎を武田家の惣領にする事が唯一の戦いなのだと勘助に言うのでした。

またしても全力の由布姫に戻ってしまいましたね。晴信さえ愛していればこんな追い詰められることもなかったのに、また諏訪家の娘として御首が欲しくなるかも、とまで思い詰めていました。

最近は穏やかに過ごしていたと思っていましたが、また出てきました。

自分の屋敷に戻った勘助は、河原村伝兵衛(有薗芳記さん)に「油川家の娘の居所を調べて欲しい、名は分からない。」と言うと、伝兵衛はあっさり「於琴姫じゃ。」居所も、「積翠寺の裏手におるそうじゃ。」と葛笠太吉(有馬自由さん)まで知っていました。

於琴姫の話は家中で噂になっていて、伝兵衛や太吉も当然知っていました。勘助には隠していたのです。

勘助は、毒らしきものを持って、積翠寺に乗り込もうとしたところを、リツに見つかり驚いて振り返る…ところで終わりました。

今回はリツ役の前田亜季さんが初登場でした!前田亜季さんと言えば、中村勘九郎さんと結婚された前田愛さんの妹さんですね!

私が前田亜季さんを初めてみたのはこの「風林火山」でした。お姉さんと違ってスッとした美人だなと思ったのが第一印象です。

名取裕子さん主演の「京都地検の女」でも名取さんの娘の親友役で、出演されていました。

「風林火山」でも「京都地検の女」でも好奇心旺盛で元気な女の子という役柄でした。

山村美紗原作の、船越英一郎さんが狩矢警部役をしていた、2時間ドラマのシリーズでも娘役をされていて、本当によくテレビドラマで見かけます。

美しい見た目から清楚な役もされれば、「風林火山」のようにおしゃべりが好きなタイプの役もされるので、役柄が幅広く、とても重宝されているのでは?と一視聴者として勝手に思っています。

さて、本題に戻りまして、由布姫の気の強さがまた復活していましたね!その一方で、禰々(桜井幸子さん)からもらった摩利支天をちゃんと大事に持っていた事も分かり、細やかな心も垣間見えました。

最後に咳き込んでいて、病気の兆候も見られたし、今回は情報が細かく出てきましたね。

次回は、第36回「宿命の女」です。

大河ドラマアンコール 風林火山「第36回 宿命の女」のネタバレとあらすじと感想。

由布姫と、小山田信有(田辺誠一さん)の側室になった、美瑠姫(真木よう子さん)に焦点が当たるようです。