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おんな城主 直虎「第24回 さよならだけが人生か?」のネタバレとあらすじと感想。

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第24回。第21回から23回まで、龍雲丸一味とのストーリーでした。

今回から戦国の情勢が動き出し、直虎(柴咲コウさん)も様々な決断を迫られます。

第24回のサブタイトルは「さよならだけが人生か?」。元ネタは「さよならだけが人生だ」という詩のタイトルです。唐の詩人・于武陵が書いた「勧酒」という漢詩の結句「人生足別離」を、昭和初期の小説家・井伏鱒二さんが和訳したものです。

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龍雲丸(柳楽優弥さん)一味とは、「さよなら」となりました。直虎にさらなる別れが、訪れるのでしょうか?

前回の第23回「盗賊は二度 仏を盗む」を見逃した方は、是非、こちらをご覧下さい。

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目次

百姓に生きる力を

龍雲丸は、井伊家への奉公を断りました。

直虎は「侍にという話を安々と蹴ることができるのは、あの者たちが何にも頼らずとも行きていけるからであろう」と口にします。

直虎は手習いに加えて、薬草の知識や護身術、銭の扱い方を百姓に教え始めました。

井伊谷はさらに人が増えていきます。直虎の名が世間の噂に上り、今川氏真(尾上松也さん)の耳にも入ったようです。

塩留

今川と武田の同盟は決裂。今川は武田領へ塩を売ることを禁じます。塩留(しおどめ)と言われます。

この塩留で、塩売買を独占していた駿府の商人たちは困りました。しかし、それまで締め出されていた商人たちが、裏で塩を売買し始めます。豪商・瀬戸方久(ムロツヨシさん)は、これを「銭の犬たちの下克上でございます!」と言って大歓迎します。

小野政次(高橋一生さん)は、今川氏真から縁談を持ち帰りました。今川の重臣・庵原家と、新野左馬助の3女・桜(真凛さん)との縁談です。

今川義元が死に、今川家の勢いは衰えつつあります。今川と主従関係を強化するのか、それとも今川とは決別するのか。政次は直虎に決断を迫ります。

新野左馬助は、妹・祐椿尼が井伊家に嫁いだとき、目付として井伊谷に移り住んだ今川家臣です。井伊寄りの目付でした。左馬助は戦で討ち死にしましたが、3人の娘はそのまま井伊に。直虎にとっては従姉妹に当たりますね。

家康と瀬名

松平家康(阿部サダヲさん)は、武田家と嫡男・竹千代との縁談を探りますが、すぐに織田信長(市川海老蔵さん)にバレてしまいました。

信長は、夜中に岡崎城に乗り込んで「余は実の弟を切ったがのう。あのようなこと、二度と余にさせんで欲しいものじゃ」と言って家康に釘を刺します。

市川海老蔵さん演じる織田信長、初登場です。響く声、威圧感のある演技、さすがの存在感でした。

駿府の瀬名(菜々緒さん)が、住む屋敷。夜中に竹千代の枕元に座る男。まさか浮気相手か?と思わせて、夫の家康でした。岡崎と駿府、離れて暮らす二人ですが、ドラマでは忍んで会っていますね。気の強い妻、ぼんやりの夫という組み合わせ、仲の良い夫婦です。

家康は、信長のことを「鬼がやってきた」と愚痴ります。瀬名は、家康に「長生きすればよろしゅうございますよ。さすれば鬼もハゲだぬきも、殿より先におらぬようになりまする」と言います。家康は、「それでまた、空城を拾うか」と気を取り直しました。

今川との縁談

直虎は、縁談を了承します。

そして、直虎は南渓和尚(小林薫さん)に庵原助右衛門(山田裕貴さん)と内密に会えないか相談します。嫁がせる相手がどんな人物か、探りたいのです。

庵原家を訪れた、直虎と南渓和尚。直虎は、「忠義を貫き通す自信がおありか?」と訪ねると、庵原は「忠義を貫き通すことこそが、生き延びる道でございます」と答えました。直虎と南渓和尚は、庵原を申し分のない若者だと、その人柄を認めました。桜も話しを聞いて、縁談に納得したようです。

領主として成長した直虎に、「もう「おとわ」はおらんのじゃのう、つまらんのう」とつぶやく南渓和尚でした。

さよならとこんにちは

子どもの頃から直虎の世話をしていた、たけ(梅沢昌代さん)が、黙って里に下がってしまいました。

直虎は馬を駆り、たけを探します。

たけは、もう耳も遠い、勘違いも多くなった。「乳母一人とは言え、きちんと役に立つものをお召し抱えになるべきだと存じます」と言って泣きます。直虎は納得し、たけを馬に乗せて、里まで送ります。涙の別れでした。

明くる日、たけに瓜二つの女性が屋敷を歩いています。なんと幽霊か?とざわつきましたが、たけの姪のうめという女性でした。たけ引退後、井伊家の侍女として働くことになったのです。

裏話ですが、たけ役の梅沢昌代さんが、涙の別れの直後にうめ役で再登場!で小林薫さんは「おれの涙を返せ!(笑)」と言ったそうですよ。

「おんな城主 直虎」公式HP「PICK UP「たけと梅 涙の別れ、そして新たな出会い」」より。

次回は?

次回の第25回は、「材木を抱いて飛べ」です。

直虎は北条との縁談を探りつつ、材木の売り先を探します。

今川氏真も次なる策を練っている様子。歴史が動き始めますね。

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