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おんな城主 直虎「第39回 虎松の野望」のネタバレとあらすじと感想。

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毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」。

2017年10月1日、第39話「虎松の野望」が放送されました。

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今回のサブタイトル「虎松の野望」の元ネタは、戦国時代を舞台としたシミュレーションゲーム「信長の野望」です。「おんな城主 直虎」と「信長の野望」、一見関連が成さそうですが、「おんな城主 直虎」で音楽を担当されている菅野よう子さんの作曲家デビューが1985年の光栄(現コーエーテクモゲームス)の「三國志」で、その後に「信長の野望」シリーズもご担当されたということです。ちなみに、朝の連続テレビ小説の「ごちそうさん」の音楽も担当していました。

前回、武田信玄(松平健さん)の遠江侵攻で、井伊谷は焼き尽くされ、復興へ動き出したおとわ(直虎:柴咲コウさん)と村の民たち。おとわは、龍雲丸(柳楽優弥さん)と堺に行く事を諦め、二人は別れる事になりました。

6年後、天正2年(1574)。直親(三浦春馬さん)の十三回忌に松下の、虎松(菅田将暉さん)、しの(貫地谷しほりさん)、奥山六左衛門(田中美央さん)、なつ(山口紗弥加さん)、亥之助(井之脇海さん)が出席することになり、井伊の人々と再会しました。

15になった虎松。おとわ中心のドラマの雰囲気も一気に変わります。

前回の第38回「井伊と共に去りぬ」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第39話「虎松の野望」のネタバレとあらすじと感想です。

目次

虎松、井伊への思い

十三回忌法要後、新野の屋敷で虎松は、中野直久(冨田佳輔さん)を相手に武芸を披露します。松下には武芸自慢の者が多くいるので、上達したとのこと。中野直之(矢本悠馬さん)はその様子を見て喜びます。祐椿尼(財前直見さん)は「直親も前髪を落とさずに戻ってきた。」と懐かしみます。しのは、「虎松は徳川に仕官することを希望している。もし小姓として上がれれば、松下家の行く末もめでたいのではないか。ならば元服は急がず、いずれふさわしい方に、烏帽子親になって頂いた方が良いのではないかと、自ら言い出しまして。」と嬉しそうに皆に話します。おとわも「しっかりしてる。」と喜びました。

虎松は、父の直親が得意だった笛や、奥山の祖父が得意だった絵も上手だとなつが話し、おとわは、「虎松の中に色んな人が生きている。」と嬉しそうに聞くのでした。

なつは、虎松と亥之助の二人が無事、徳川に仕えることが出来たら、井伊に戻り出家して、小野の菩提を弔う予定だと話します。時の流れを感じる話です。

おとわは、徳川に仕官する際の二人の着物を、仕立てさせて欲しいと、しのとなつに申し出ます。遠慮するしのに、祐椿尼も「そうさせて欲しい。」と言い、しのはお願いすることにしました。

亥之助は、直久の案内で井伊の土地を見てくるとなつに話し、虎松と三人で村を見て回ります。虎松は、武田に焼かれた後に見事に復活して、前以上に豊かになった村を見て感嘆の声を上げます。そして近藤ではなく、おとわが近藤を動かして、実ってきた結果だと直久から聞き、「諦めよと言うたくせに!」と大きく顔をしかめて怒りを露にします。驚く直久。亥之助は「時折ああなられるのだ。」と気にしていない様子です。すぐに感情を出してしまうところはおとわに似ています!

新野の屋敷に戻った虎松は、おとわをあえて「殿」と呼び、「あれほどの事をなさり、殿はまことに井伊家を再びとは思うておられませんので?」と聞きます。

おとわは否定し、「何故今更?」と逆に聞きます。「あの里を見て、殿は再び当主をやりたいのではないかと感じましたもので。」と虎松は答えます。考えは変わっていない事をおとわは話します。虎松はおとなしくその場を去っていきました。

松下への養子の話が出た時の幼い虎松とは違い、話を聞ける人に成長しました。

南渓和尚(小林薫さん)は、六左衛門に、「虎松から、徳川に仕官する話を詳しく聞いていないのか。」と尋ねます。六左衛門は特には聞いていません。南渓は鳳来寺で虎松が「井伊を取り戻したい。」と話していたことを思い出し、「忘れてしまったのか。」と残念そうにつぶやきます。

南渓和尚は、虎松に期待していた様子です。六左衛門は、「松下は本当に良くしてくれましたし、虎松様が心変わりされてもおかしくはない。」と謝ります。

話している途中で虎松が現れます。村の様子はどうだったかと尋ねる六左衛門。「素晴らしく豊かな里でございました。」と言うと南渓に近づいてきて、「故にやはり虎松は、何が何でも頂戴しとうなりました。」と宣言します。南渓和尚は、一気に喜びの表情に変わります。そして虎松は、南渓に書状を届けてもらえないかと頼むのでした。

井戸の前に移動しながら、六左衛門は虎松に、松下に先に話をつけるべきだと諫めます。しかし虎松は聞き入れません。

「殿も母上も望んでいない。」と六左衛門が言うと虎松は、「ではご初代様は?父上は?おおじじ様は?じじ様は?但馬は?」と言い、但馬の言葉に六左衛門が反応するのを見て、立ち上がり「まことに望んでおらぬというのか?」と六左衛門を追い込みます。

「六左は俺の守り役ではないか。八方丸く収めてみせる故、俺を信じてくれ…の。」と言いながら虎松は、六左衛門の汗を手拭いで拭いてやりながら、頬に顔を近づけて囁きます。六左衛門は怯えながら目を閉じるのでした。

このシーンは笑えました!六左衛門はずっとこんな感じで丸め込まれますね。政次にも前に汗を拭かれながら秘密を聞き出されていました。

しのが松下に嫁ぐ時に、龍潭寺に植えた梛(なぎ)の木に水をやり、松下の一行が旅立とうとしたところ、高瀬(朝倉あきさん)が饅頭を持って現れ、道中にと渡します。再会に喜ぶしのと虎松。

おとわは、虎松と亥之助に「家名はなくともそなたらの中に、井伊の方々、小野の方々が息づいておられる。誰にも見えずとも井伊はそなたらの中にある。これよりは、その力を松下の名のもと、世の為に使うて下され。」と別れの言葉をかけました。うつむく六左衛門。

何事もないかのように言葉を受けて、深々とお辞儀をして返す虎松でした。

徳川へ仕官を願う

この頃徳川家は、拡大した領土を治めるべく、浜松と岡崎を二大拠点とし、浜松は家康。岡崎は嫡男、信康が城主となっていました。

松下常慶(和田正人さん)は、徳川家康(阿部サダヲさん)に虎松と亥之助を引き合わせたいと申し出ます。酒井忠次(みのすけさん)は、「遺恨残る、井伊と小野の遺児である二人を、殿の側に上げるのはどうか。」と懸念します。常慶は、「松下が育て上げた子たちで、何かあれば兄と実母に累が及ぶことは分かっている。」とフォローすると、家康は了承します。家康は、井伊と小野の遺児を取り込むことで、遺恨を一つ消せると考えたのです。

一方、虎松から書状を託された南渓和尚は、岡崎城にいました。瀬名(菜々緒さん)と嫡男の信康(平埜生成さん)が迎えます。挨拶後、信康を退席させて瀬名が南渓の話を聞きます。

南渓は、虎松からの書状を渡し、瀬名を驚かせました。

書状は石川数正(中村織央さん)から家康に渡ります。虎松は書状で「名字を井伊と称したいと思っている。松下への大恩と実母の気持ちを考えると、自分から「井伊」とは言い出せないので、徳川様から命じて欲しい。」という内容を訴えました。

家康は、書状を持ってきた石川に、瀬名の気持ちを尋ねると「殿に任せるが、出来れば虎松の意を汲んで欲しい。」と言っていたことを伝えます。家康は常慶や忠次の手前、答えを保留するのでした。

虎松はスゴイです。南渓を使者として親戚である家康の正室に書状を渡すことで、意見が入ります。この事が自分一人で出す答えも、皆が関わる事で皆の答えになってしまいます。

家康は無責任な答えは出せなくなってしまいました。

家康は迷います。榊原康政(尾美としのりさん)は「松下で受け入れる方が無難。」と意見するのでした。

井伊のおとわに、虎松のお目見えの日が決まったとの知らせが来ます。亥之助と二人の着物を急がねばと喜びます。喜びながらもおとわは、「もし自分が諦めなければ、今頃虎松に家督を譲っていたのでしょうか。」と祐椿尼に少しだけ、後悔の気持ちを口にし、「あの子たちの時代が始まっていくのですね。」と新しい時代の幕開けを感じるのでした。

一方、浜松の松下家では亥之助が「うまくいかなかったら…。」と虎松の作戦に対して不安を口にします。しかし虎松の方は「まあ、また好機もあろう。」と堂々としたものです。

「勝負は諦めなければよいだけじゃ。」と一貫した気持ちを言うのでした。

二人が話しているところへ、しのとなつが、井伊で仕立てた着物を持ってきます。二人は喜びます。着物と一緒に入っていた、虎と亀の刺繍が入ったお守り袋を虎松が手にします。亥之助には鶴と亀です。「亡き父上や伯父上がお守りくださるという事にございましょう。」としのが説明します。礼状を書くように二人に指示した後、しのとなつは去ります。

「いける気がせぬか?イノ。これは父上と但馬が、やれと言うて下さっておるのではないか?」と虎松は興奮して、いきり立つのでした。

家康から名前を貰う

いよいよ虎松たちがお目見えする、鷹狩りの日がやって来ました。虎松と亥之助の二人は、養父の松下源太郎(古館寛治さん)に挨拶をします。井伊で仕立てた新しい装束に身を包んだ二人を見て、「いい武者ぶりじゃ。」と松下は喜びます。

「今日を迎えられたは全て、父上のおかげにございます。」と虎松が言うと、松下は、「虎松、そなたはまことに良い子じゃが、少々才気に走ったところがある。才気というのは煙たがられる事もある。使い方を誤らず、殿のお役に立てるように使うのじゃぞ。」と優しく諭すと、「はい。」と素直に虎松は返事をしました。

挨拶の間中、六左衛門は汗をかきっぱなしです。常慶が、六左衛門の尋常でない汗に気遣いの言葉をかけます。「涙が汗となって。」と六左衛門は取り繕うのでした。

会う当日になっても家康は、まだ井伊か松下か、迷っていました。鷹匠のノブ(六角精児さん)が話を聞きます。ノブは「その小童、15にして相当のしたたか者にございますな。殿から言うてくれなどとは。」と感心します。「それは楽しみでもあり、小憎らしくもある。」と家康は答えます。「では、やり返してはいかがですか?」とノブは囁きます。「詰まるところはその小童に、選ばせるのでございます。」と知恵を授けるのでした。

常慶の仲立ちで、虎松と亥之助は、初めて家康と対面を果たします。対面したすぐ家康は、「そなたは、井伊の遺児であるそうじゃの。」いきなりの先制パンチを喰らわせます。驚く虎松。「そしてそれなるは小野の遺児。」と次は亥之助についても触れます。

常慶は「この者は松下の跡取りにございます!そしてこれなるは松下の縁者。」と割って入ります。「常慶、わしはこの者は心の内では、井伊として仕えたいと思うておると思うのじゃが。」と家康は皆の前で言ってしまいます。慌てる虎松。「はい。」と答えるしかありません。常慶は虎松を睨みつけます。

「実は心の奥底では、ずっと井伊の家名を再び立てる事を夢見ておりました。しかし、もはや夢と半ば諦め、まさか、かような事が起こりますとは。」と少々大袈裟な言い方で答えます。「常慶、この者の気持ち、汲んでやれぬか。」と家康が言います。「松下としては承服致しかねます。」常慶は答えます。当然です。

「そもそも、そなたがこの者を引き取ったのは、井伊への負い目故であろう。」と家康が言うと「殿。これは松下に対し、あまりの仕打ちにございます!」と酒井が割って入ります。

「井伊はわしが潰したのも同然。わしにとて人の心はある。松下には別の償いをする故。」と家康は言います。常慶が「ありがたきお言葉ではございますが…」と言いかけたところに「まずは鷹狩りを致しましょう。」と榊原がバッサリと話を分断し、収拾しました。

家康は庭に座る虎松と亥之助の前に降りてきて、「今日よりは万千代と名乗るがよい。亥之助は万福と。わしの幼名竹千代より「千代」を与える。井伊が千年万年続くよう。」と二人に声をかけると、「井伊万千代、このご恩は一生忘れませぬ!身命をかけ、お仕えする所存にございまする!」と万千代は礼を述べるのでした。常慶は怒りの表情です。

答えを聞いて家康は、隠れて見ていたノブと笑うのでした。

常慶は急いで兄の松下源太郎に二人の事を伝えます。しのは茫然としています。六左衛門は震えが止まりません。松下はその場に倒れ気を失いました。

常慶は様子がおかしかった六左衛門を詰問するのでした。

またもや六左衛門が板挟みで大変です。万千代と考えが一緒ならまだ堂々としていられますが、六左衛門は反対していましたから。

井伊か松下か

徳川では、酒井に「今までの松下の働きを何とお心得か!」と家康が叱られています。家康は耳打ちで作戦を伝え、酒井を黙らせます。

一方、万千代と万福は立派な部屋を与えられ、大満足です。喜んでは見たものの、万千代には最後に家康が笑ったことが引っかかっていました。「ま、俺の気にしすぎなら良いが。」と気を取り直します。しかし、気にしすぎではありませんでした。

翌日、二人は徳川の家臣たちを紹介されます。「井伊万千代と申します。」と万千代は元気よく挨拶をし、本多忠勝(髙嶋政宏さん)の名前を一回で覚えて感心させます。

「万千代、そなたは随分聡いの。是非その頭をお家の為に使うてもらいたい。草履番としての。」と酒井が含み笑いで言います。万千代は一気に顔色を変えます。

「井伊万千代、小野万福。両名に今日から草履番を申し付ける。」と榊原が言い渡します。

万千代は仕事内容を尋ねます。「皆の草履を受け取り清め、番をする役目だ。」と榊原は答えると「我らは小姓としてお仕えすると伺っておったのですが。」万福は不満を口にします。

「それは陰日向となり、徳川に尽くしてきた松下虎松としてならばの話じゃ。井伊は潰れた家。しかも今川の国衆。徳川に含むところあるやもしれぬ家の者を、やすやすと殿のお側に置けるわけがなかろう。」と酒井が説明すると家康は「すまぬのう。昨日わしがあのような事を、言うてしもうたが故、かような事になってしもうた。どうする?やはり松下でという事なら、小姓にすることも出来るが。」とまた万千代に答えを迫ります。

「それがしは、昨日殿より、井伊万千代という名を頂きました。それを己の欲得の為、一晩にて松下と前言を翻すは不忠の極み!井伊万千代、かくなる上は、日の本一の草履番を目指す所存にございます!」と万千代は答えます。

家康は大笑いして「しかと励むがよい。」と言うのでした。

下積み生活のはじまり

万千代と万福は昨夜のいい部屋から、草履番の粗末な部屋に移されます。浜ちゃんの「芸能人格付けチェック」でランクが下がった時のようです。衣装もボロの着物に変わります。

万千代は怒りを露にし、大声で悪口を言うのを万福が布を被せて止めます。

「俺はまだ15だ!それをよい年をした大人どもが、恥を知れ!殺す!いつか必ず殺す!いつか寝首を掻き血の一滴まで、タヌキ汁にしてすすり尽くしてくれるわ!」と叫びます。

万福は押さえつけながら「寝首を掻くには寝所にございますな。」と言うと万千代は暴れまわっていたのをぴたりと止めます。

「寝所に出入りするには、まず、小姓にならねば。その為にはまず、日の本一の草履番となり、小姓に上げてもらわねばなりませんな。」と万福が続けます。

「皆の草履を預かると言うのなら、名を書いた札などが要るのではないか。」と一気に冷静になった万千代が言います。「はい。早速作りましょう。」万福が返事をします。

二人は夜、小さな光の下、名札作りに励むのでした。

こうして、後の徳川四天王、井伊直政の出世の第一歩は始まったのでした。

今回のラストは、しのが龍潭寺に駆け込み、万千代が井伊として徳川に仕えたことを知らせに来ておとわが驚いた、ところで終わりました。

次回、第40回「天正の草履番」です。

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今回から万千代の話が本格的にスタートしました。大人顔負けの策を練ったかと思いきや、都合が悪くなると自分は子供だと主張したり。自分の都合で大人と子供を行ったり来たりで、青春ドラマに一気に変わりました!

次回からは草履番編が始まります。

話が変わりすぎて少し付いていけていませんが、しっかりと観ていこうと思います。


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