大河ドラマ「おんな城主 直虎」の小野但馬守政次役として、演技と存在感が際立った高橋一生さん。

8月の段階でドラマでの政次は命運尽きるところとなり、高橋一生さんの出番も終わりを迎えます。

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そんな高橋一生さんの「おんな城主 直虎」に関するインタビュー記事をまとめてみました。

ドラマでの政次の立場が変わるごとに、高橋一生さんの演技に関する思い入れも変わっていきますので、時系列でお楽しみいただければと思います。

出演者発表の記者会見のころ

2016年5月26日 大河ドラマ出演者発表の記者会見より

「オリコンニュース」 三浦春馬、“3度目”大河出演 高橋一生は5度目の起用

「モデルプレス」 高橋一生「童顔の35歳」大河で20歳役 “多面性”に惚れ込み起用

制作統括の岡本幸江氏は、直虎の人生に深く関わる男性が4人いて、その中の3人は、直親役の三浦春馬さん、政次役の高橋一生さん、龍雲丸役の柳楽優弥さんだとしています。

高橋一生さんは20歳頃の政次から演じます。「童顔の36歳なので、シワが目立たないようにして、20歳であることに説得力を持たせたい」とコメントしていました。

直親誅殺以前の政次は月代を剃らずに総髪でしたので、より若く見えて20代で十分通じる容貌でしたよね。

また脚本を純粋に物語として読み進め「これ面白いな」と独り言を漏らすほど、脚本に心を動かされたそうです。

2017年2月ごろ

2017年2月19日「NHK公式ホームページ インタビュー」より

「おんな城主 直虎 NHK公式ホームページ」 高橋一生さんインタビュー

2017年2月19日は第8回「赤ちゃんはまだか」でした。直親が井伊谷に帰参、しのと結婚して4年が経つが子宝に恵まれないというストーリー。政次は若いながら家老として頑張りますが、どこか井伊家・家臣団から不審な目で見られている、そんな状態でした。

高橋一生さんは役作りとして、龍潭寺に小野家の墓を見に行ったのだそうです。作中では疎まれているように描かれる小野家ですが、やはり井伊家になくてはならない存在だったのだろうと、高橋一生さんは語っています。

また「直虎」という女武将を知っていたことも明かしています。このドラマ以前、直虎は地元の人ですら知らないようなマイナーな存在でした。しかし戦国時代を舞台とした人気ゲームに登場していて、一部のゲームファンには知られていたようです。高橋一生さんは、実はゲーマーなのかもしれませんね。

2017年5月ごろ

2017年5月7日「NHK公式ホームページ インタビュー」より

「おんな城主 直虎 NHK公式ホームページ」 高橋一生さんインタビュー

2017年5月7日放送は第18回「罪と罰」でした。政次は直親誅殺の件で、井伊から裏切り者扱いの状況に。そんな中、種子島事件などでの政次の行動から、直虎だけが「政次は今川に味方するふりをしながら、井伊家の為に動いている」ということに気付きました。視聴者にも政次はどっちだろうか、と思わせていたところ、この回ではっきりと「政次は直虎の味方」だと表現された回です。

高橋一生さんはインタビューで、今川にも井伊にも、すべての事に裏表を使い分けなくてはならない政次を思い「”よしよし”してあげたい」と言っています。本心を隠し続ける役柄、それを微妙なさじ加減で演じ続けるのは、とても難しいことだと思います。

またこの時点でドラマ開始から半年が経ち、直虎役である柴咲コウさんとの演技の深まりについても語っていました。

2017年5月「テレビPABLO インタビュー」より

大河『直虎』高橋一生が語る――第1回:セリフの間や呼吸でみせる柴咲コウとの演技

大河『直虎』高橋一生が語る――第2回:『軍師官兵衛』から引き継ぐ「内に秘めたるもの」

大河『直虎』高橋一生が語る――第3回:「やれることはやる」高橋流の仕事への向き合い方

「テレビPABLO」の3週連続のインタビュー記事です。時期としては上記の、裏切り者ではなかったことがはっきりしたのと同じ頃ですね。さらに深掘りしたインタビューになっています。

以前に出演した大河ドラマに関しても語っています。また第12話頃で頬がこけるほど痩せていましたが、これは激務だったからではなく、役作りで減量をしたことを明かしています。父親の小野政直役である吹越満さんに近づけようとしたのだそうです。確かに似ていると感じていたので、役者選びの段階で似ている人を選んだのだと思っていましたが、高橋一生さんの役作りだったと分かりました。

2017年8月ごろ

2017年8月16日~20日「NHK公式ホームページ 5回連続インタビュー」より

「おんな城主 直虎 NHK公式ホームページ」 小野但馬守政次 x 高橋一生 連続インタビュー

2017年8月20日放送回は「嫌われ政次の一生」です。直虎と政次はあえて今川からのお家取り潰しを受け入れ、その後徳川に引き立ててもらい復興を目指すという作戦を実行。政次は表面上、今川に従って動いていました。しかし井伊谷三人衆の動きにより、そのまま裏切り者として人生の幕を下ろすことに。

いよいよ政次の最期となる放送回に向かって、なんと5回連続のインタビューが組まれています。政次役の高橋一生さんの存在感がいかに大きいかが覗えます。

井伊家も今川家も欺いて井伊家を守る政次役を演じることは、とても難しかったと思いますが、高橋一生さんは「まったく苦しくなく、政次が生きている実感があった、俳優をやっていて良かった」と感想を述べています。

また「僕は人が死ぬことは、生きているときよりずっとそばにいること」だと語っています。高橋一生さんは若くして祖母と母を相次いで見送っています。そんな経験からそう思っているのかな、と想像してしまいました。

他にも政次を演じきったインタビューとして、このような記事も。

2017年8月16日「モデルプレス インタビュー」より

「モデルプレス」 高橋一生、俳優人生で「今が最高と思えた」「もう死んでもいいと…」大河「直虎」で得た“生きている実感”<インタビュー>

クランクアップ直後に、「寂しさがこみ上げて、お風呂に入りながら政次のことをずっと考えていた」ことなどを明かしています。

最後に

制作統括の岡本幸江氏が言っていた、直虎の人生に深く関わる4人の男性の内、残り1人は今後登場すると思われます。

予想は直政(成人後の虎松)である菅田将暉さんだと思いますが、どうでしょうか?

今川没落後の直虎の運命も気になります。

政次の出番は8月で終わりとなってしまいますが、これからの展開も楽しみです。