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西郷どん 第12回「運の強き姫君」のネタバレとあらすじと感想。

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毎週日曜日20時から、NHK総合他にて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。

2018年3月25日、第12回「運の強き姫君」が放送されました。

前回、島津斉彬(渡辺謙さん)の嫡男、虎寿丸(藤本悠希さん)が亡くなり、斉彬自身も倒れました。

斉彬は無事回復しましたが、斉彬の食事に毒が盛られていた事が分かり、何者かが命を狙っていると犯人捜しを始めた西郷吉之助(鈴木亮平さん)。

前藩主、島津斉興(鹿賀丈史さん)を問い詰めるも、犯人ではありませんでした。疑われた斉興は、「あいつを憎んでいるのは山ほどいる。」と他にも容疑者がいる事を匂わせるのでした。

実際、将軍継嗣問題で対立していた井伊直弼(佐野史郎さん)に、薩摩藩士の動向と一橋慶喜(松田翔太さん)の行動は筒抜けになっており、斉彬の命は誰に狙われていてもおかしくない状況だったのです。

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今回は、篤姫(北川景子さん)の、将軍徳川家定(又吉直樹さん)への輿入れを実現する為、幾島(南野陽子さん)、山田為久(徳井優さん)、そして吉之助も奔走します。

家定の母、本寿院(泉ピン子さん)も初登場です。

前回の第11回「斉彬暗殺」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

それでは、第12回「運の強き姫君」のあらすじと感想です。

目次

次右衛門、赦免される

安政2年、全快した斉彬は、お由羅騒動で処罰された人々に対する特赦令を出しました。

大久保正助(瑛太さん)の父、次右衛門(平田満さん)も赦免され、自宅へ戻ってきました。大久保家のみならず、西郷家の皆も次右衛門の帰りを喜びました。

正助は、島津久光(青木崇高さん)に、先日渡した宝島の記録に関連する追加資料を久光のいる重富島津家に届け、渡してもらいました。

資料の中に、正助は手紙を挟んでおり、父の赦免に久光が働きかけてくれたと耳にし、そのお礼を書いていました。久光は戸惑いながらも破ることなくちゃんと読んでいました。

正助と久光の距離が縮まってきている様子です。

接待をする吉之助と山田

篤姫が江戸に来て、2年が経っていました。琴の腕前も見事になり、薩摩言葉も直っていました。しかし、未だ家定への輿入れが決まりません。

幾島は斉彬に、大奥へ働きかける事を進言し、斉彬も許可しました。大奥へ行くには根回しが必要です。幾島は吉之助にも外からの協力を頼みます。

山田は、諸藩への斉彬の書状を何通か吉之助に差し出し、宛名を間違えることなく送り届けるよう言い渡します。同時にお金も渡し、手土産も持っていくよう指示します。

あまりの大金に驚く吉之助でした。

幾島は、吉之助が出入りしている磯田屋へ一緒に行って、商家の妻だと偽り、遊女の女性にお酒を振舞い、伊達、前田など各藩の役人の情報を聞き出します。

一緒にいた吉之助は目を見開いて驚いていましたが、幾島が手に入れた情報を基にして、各藩の役人を山田と接待し、篤姫輿入れへの協力を頼みます。

役人の機嫌を取る為には踊りも披露して頑張る吉之助。話も熱心に耳を傾け聞き入ります。吉之助の人柄は大いに気に入られ、協力を得る事に成功します。

もちろん、斉彬から預かっていたお金を賄賂として渡すという事も、山田の的確な指示で行いましたが…。

これまでの吉之助のお堅いイメージが一気に壊れました!調子よく踊ったりいい気分にさせて話を聞き出したり。幾島のやり方もしっかり側で見ていたので、急速に接待上手に成長していく吉之助です。

毎晩遅く帰って来て、お酒の匂いだけでなくおしろいの匂いまで付けて帰ってくる吉之助に、同室の有村俊斎(高橋光臣さん)と、タマ(田中道子さん)から話を聞いていた大山格之助(北村有起哉さん)が話を聞こうと待ち構えているシーンがありました。

斉彬の密命だと言えない吉之助は二人を振り払って寝ようとしますが、元々磯田屋に誘ったのはこの二人だったので、遊んでいるように見える吉之助が羨ましくて仕方がない様子です。

密命の合間にこの二人とのやり取りが挟まれていて、クスッと笑えるのがいいです。二人にキャラクターに癒されました。

先週の放送で、彦根藩がこの磯田屋に刺客を潜り込ませている場面がありましたが、吉之助たちの今回の動きは見ていなかったのでしょうか?だいぶん派手にやってましたけど…。

幾島、大奥へ願い出る

吉之助たちの働きもあって、ようやく江戸城へ上がる事の出来た幾島。城内の家臣にもしっかりと賄賂を渡し、見事大奥へ入れてもらう事に成功しました。

斉彬の名で、陶磁器や着物、かんざしなど、たくさんの献上品を大奥に収めており、大奥は色めき立っていました。そのおかげもあり、幾島は大歓迎されたのです。

大奥では、家定の母、本寿院と家定の乳母、歌橋(猫背椿さん)が幾島を迎え入れてくれました。

篤姫の輿入れの話が進んでいない事は、本寿院の耳にも入っていました。江戸城内で反対意見でも出ているのか、と歌橋に問いかけると、「斉昭(伊武雅刀さん)も最近は静かにしているらしい。」と水戸が反対している様子はない事は分かりました。

「ならば彦根殿か。」本寿院は反対しているのは井伊直弼だろうと推測します。

本寿院は幾島が自分たちの後押しが目当てだと見抜いていました。

「私は母として、公方様の妻になる者に、最も望む事がある。我が子を一人にして欲しくはない。あの子を置いて先立つ事だけはして欲しくないのじゃ。」本寿院は思いを吐露します。

「篤姫様の最も優れたところは、お体が丈夫な事。その上、恐ろしく運がお強い。」と幾島は遠く離れた薩摩に生まれて、将軍の御台所候補になった運の強さをアピールします。

強く心を動かされた本寿院は、阿部正弘(藤木直人さん)と井伊を呼んで、家定に新しい御台所を決めるよう迫ります。候補の姫の絵を並べ、決めよと言うのです。

家定は、2人の御台所に先立たれていて、さらに可愛がっていたアヒルも急に弱って来て池の中で死んでいました。家定は足袋と着物が濡れるのも構わずアヒルを拾い上げ、「皆、何故余を残して死んでしまう…。」と落ち込みます。

そして本寿院に「余は死なない御台所が欲しい。死なない姫はどれじゃ。」と言います。

「死なない命はありませぬ。されど体が丈夫で、運の強い姫はこの方です。」と本寿院は家定が踏んでいた姫の絵を差して言います。篤姫の絵でした。

「では、これにする。」家定は篤姫の絵を拾い上げ言います。阿部は「すぐにお輿入れの手はずを整えまする。」と言うと、井伊が「このような事でまことに御台所を決めてよいと思うてか。」と反対します。

しかし「家臣の分際で公方様に異を唱えるつもりか。控えよ。」と本寿院が一喝し、本当に決まってしまうのでした。

篤姫の輿入れ決まる

その年の秋、篤姫の輿入れが12月と決まりました。篤姫は大いに喜びます。幾島もお祝いの言葉を言うと、「そなたの働きかけのおかげじゃ。」と篤姫はお礼を言います。

「全ては、篤姫様がお引き寄せになられた事でございます。まことに運の強き、いや、ふとか女子でおられもすな。」と幾島が珍しく薩摩の言葉でお祝いを言い、篤姫を喜ばせるのでした。

家定が子供を授かれない体と知っていた吉之助は、篤姫の結婚にずっと疑問を持っていました。以前篤姫にも「どげな事があろうとも、御台所になりたかとでございもすか?」と聞いていました。篤姫は「当り前じゃ。」と即答し、斉彬の養女となり江戸に来た事全てを意味をなさない、と言っていました。

吉之助は何も知らず嫁がせる事を憐れに思い、斉彬に問いかけます。斉彬も家定の体の事を伝えると約束するのでした。しかし、二人の会話を幾島が聞いてしまっていました。

幾島もお世継ぎを産む事を篤姫の目標とし、特訓してきたので、ショックを受けます。篤姫に教える為持っていた、男女の営みを描いた絵を破り捨て、燃やしてしまいます。

そして次の日、なぎなたの稽古を篤姫に必死につけます。篤姫が倒れても立ち上がらせ、容赦しません。吉之助が「このままでは倒れてしまいもす。」と止めに入るも幾島はやめません。

「倒れとうなかったら、強うおなりなあそばせ。これからは篤姫様がお一人で戦うてもらわないかんのや。身も心も強くなってもらわな、誰も救うてはくれませんえ。」と幾島は言います。

幾島は大奥に入ったら誰からも守ってもらえない篤姫を、強く鍛えようと気迫のこもった特訓を続けるのでした。吉之助ももう止める事はしませんでした。

安政2年10月2日。斉彬は、やっと篤姫に家定の体の事を伝えた上で、話をします。

「女子として生まれ、母として子を抱く事なく、あたら大奥に一生を捧げねばならん。そなたのまことの役目は、江戸城大奥に入り、次の将軍は一橋様にお決めくださるよう公方様のお心を動かす事。覚悟してくれ。」

驚きながらも篤姫は「私は不幸になっても構いません。お父上の為なら篤は、喜んで不幸になります。この命、ただ幸せになる為だけにあるのではございません。薩摩の姫になった時から、覚悟は出来ておりました。お父上の娘になれただけで篤は幸せでございました。」と涙をこらえて言いました。

一緒に話を聞いていた幾島と吉之助も涙を流すのでした。

この話、納得できないですね。篤姫の今後を知っているからかもしれませんが、この結婚を「不幸」と言い切ってしまっている事に違和感があります。

この時代の価値観は分かりませんが、使命を持って嫁ぐものだったのでは?と推測します。

親や夫の言いなりになる結婚は辛いと思いますが、嫁ぐ目的がはっきりしているのではあれば、立場は同等でやりがいを感じるかもしれません。

幾島が言っていた通り、江戸城に入ってしまえば、誰も助けてくれないですけど、逆に親からの期待も及ばなくなるので、知らんぷりをしようとすれば出来るわけです。

「不幸」とは認めたくないです。この場面はイライラしてしまいました。

安政の大地震

その晩、江戸を大きな地震が襲いました。建物が崩れ、吉之助は慌てて行燈の火を消します。俊斎は寝ぼけて「桜島が噴火したか?」と言います。

吉之助は部屋を飛び出し、斉彬の無事を確認します。続けて篤姫の寝所へ向かい、傾きで開けられなくなった襖をタックルでこじ開けます。

篤姫の無事を確認するとまた揺れが来て、太い柱が篤姫の上に倒れて来るのを吉之助が両腕で掴んで止めます。

「はよ逃げてたもんせ。」吉之助が言うと、余震がまたやって来て、吉之助は柱を払いのけ、篤姫の体に覆いかぶさるようにして崩れる建物から守ります。

篤姫に逃げるよう何度も言いますが「どこへ?」と逃げようしない篤姫。吉之助の肩を握り、「西郷、一緒に逃げておくれ。出来るだけ遠くに。公方様もお父上様もいない遠か国に。

このまま私を連れて逃げておくれ。」と言います。思いがけない言葉に吉之助は一瞬言葉を失いました。

が、「分かいもした。逃げもんそ。どこまででん篤姫様をお守りして、どげな遠か所まででん、お供つまかつりもす。」と言います。

篤姫は吉之助の言葉に涙し「ありがとう、西郷。そん言葉が聞きたかった。」と言います。

吉之助が篤姫を部屋から連れ出そうと腕を引っ張ろうとすると、篤姫は下を向いて立ち上がろうとしません。そして「もう、よかとじゃ。」と力なく言うのでした。

その時、幾島が篤姫を探しにやって来て、「ここじゃ!」と篤姫も答え、立ち上がります。

「西郷が守ってくれた。」と幾島に伝えます。吉之助が座ったまま控えていると「御台所になるべきこの体を傷一つなく、よう守ってくれました。」と改めて礼を言います。

その顔は、先ほどまでの気弱な篤姫ではなく、決意を固め、強い目をした引き締まった表情に変わっていました。

篤姫は幾島に連れられて安全な場所に移されました。

その夜の事は、生涯忘れぬ吉之助でした。

今回はここで終わりです。

次回、第13回「変わらない友」です。

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吉之助と正助が再会するようです。


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