今年も大河ドラマ特別展が、開催されています。

東京展は、2018年5月26日(土)から7月16日(月)まで、その後、大阪、鹿児島、と各地をめぐります。

東京展は、2013年「花燃ゆ」から江戸東京博物館で行われていました。

しかし今年は上野です!西郷さんと言えば、上野の銅像ですね!

西郷さん銅像_062318_010437_PM

開催から1ヶ月ほど経過した平日の昼間、ちょうど梅雨の晴れ間に行ってきましたので、道のりや混雑具合、展示の様子やおみやげ販売などをご紹介します。

「西郷どん」特別展の詳細

2018年NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

  • 開催期間:2018年5月26日(土)~7月16日(月・祝)
  • 開催場所:東京藝術大学大学美術館・本館、展示室1、2、3、4
  • 開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 観覧料:一般 1,500円(税込) 、高校・大学生1,000円(税込)

東京での展示終了後は、下記場所での展示が予定されています。

  • 大阪歴史博物館 2018年7月28日(土)~9月17日(月・祝)
  • 鹿児島県歴史資料センター黎明館 2018年9月27日(木)~11月18日(日)

近畿、九州にお住まいの方は、ぜひそちらに!

アクセス

東京藝術大学美術館へのアクセスをご紹介します。

上野公園のすぐ近くになります。

s-上野公園噴水_062318_125718_PM

駐車場はありませんので、電車など公共交通機関のご利用をおすすめします。

電車

上野駅、JR線または東京メトロ銀座線 公園口から徒歩15分

JR鶯谷駅 南口から徒歩12分

京成上野駅 池の端口から徒歩14分

首都高川口線扇大橋出口から、約14分。

駐車場はありませんが、どうしても車でという方は、上野駅周辺などにいくつかコインパーキングがあります。基本料金は都内ですので高め、観光地なので混雑が予想されます。

ランチ

美術館には飲食店は併設されていません。しかし平日の学生目当てか、私が行った日にはキッチンカーの屋台が出ていました。美術館の外にテーブルとイスがあり、そこでお弁当などを食べることもできます。

上野という土地柄、駅前には飲食店が多く、近くの上野公園にはたくさんの飲食店や屋台があります。ランチに困ることはなさそうです。

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いざ!展示会へ

上野駅から美術館に向かいました。

s-上野駅_062318_125651_PM

平日の午前中でしたが、上野は現在、パンダの「シャンシャン」フィーバーで、それなりに混雑していました。

s-上野動物園入り口_062318_125904_PM

外国人観光客も多いようです。雰囲気を盛り上げるため、西郷さんの銅像と、彰義隊の慰霊碑を見てから行くことに。上野駅・公園口を出て左に進むと、銅像と慰霊碑があります。銅像はドラマの第1回を思い出しますね!

そこから公園を西から東に横切るように歩きます。途中階段もあるので、ベビーカーや車椅子の方は、地図で確認してから進みましょう。寺や神社、たくさんの美術館、そして上野動物公園を横目に進みます。

ちなみに、上野動物公園の入り口はそのときは混雑していませんでしたが、ちらっと覗くとパンダのところに行列ができていました。

s-公園内看板_062318_125406_PM

公園の中には、西郷どん展の看板もいくつかありました。

s-美術館外観1_062318_010818_PM

東京国立博物館の敷地に突き当たったら左に曲がり、旧東京音楽学校奏楽堂というレトロな建物の横を進むと、左側に東京藝術大学美術館があります。

s-美術館外観2_062318_010859_PM

前売り券のない方は、コンビニなどであらかじめ購入するか、美術館の受付で購入することになります。

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いよいよ展示会!入り口手前には、鈴木亮平さんの西郷吉之助と、瑛太さんの大久保一蔵さんの等身大パネルがあり、真ん中に入って撮影できるフォトスポットになっていました。

フォトパネル_062318_125216_PM

入場すると、展示会場は地下2階と地上3階部分に分かれています。エレベーターがあるので、車椅子方や足の悪い方も安心です。

展示は、プロローグ「西郷と薩摩」から始まり、第1章「船出」、第2章「流転」、第3章「飛翔」、第4章「英雄」、エピローグ「人々の中の西郷」という構成です。地下2階にはプロローグ、第1章、第2章、そして8分程度の映像展示がありました。そして地上3階には第3章、第4章、エピローグに分かれて展示されています。

今回も音声ガイドがあり、瑛太さんの声でナビゲーションをしてもらえます。貸出料金は520円でした。

展示会の感想

まず地下2階へ行くと、プロローグです。最初に、実際に西郷と面識のあった庄内藩士・石川静正が書いた肖像画が、どーんと登場します。穏やかに微笑んだ優しい表情でした。

そして第1章「船出」は、島津斉彬公ゆかりの品や、篤姫の婚礼調度品の展示です。薩摩藩の芝屋敷の地図もあり、とても広くたくさんの藩士がいて、大藩なのだと実感しました。ドラマの篤姫輿入れの下りで出てきた「大奥双六」の実物もあり、感動。

次に第2章「流転」は離島での生活の偲ぶ品が展示されていました。吉之助が愛加那に宛てた手紙も。島に残した愛加那を、離れてもずっと気遣う姿を想像しました。

フロアの最後に、映像展示がありました。ざっくり50脚ぐらいのイスが用意されていて、薄暗い静かな中で大型テレビを見る形です。西郷隆盛の人生をわかりやすくまとめてありました。ドラマではこれからですが、薩長同盟や大政奉還、そして明治の西南戦争で亡くなるまで。これからも吉之助にはたくさんの事件がおこるのだと、ドラマが楽しみになります。

3階に移動すると、第3章「飛翔」です。幕末の争乱から、戊辰戦争まで。こちらの展示が一番ボリュームがあります。幕末に活躍した証として、様々な重要文書が展示されていました。大久保利通や小松帯刀らが、西郷と何通も手紙をやりとりしていて、刻々と変わる情勢に対応していたのだな、と思い馳せました。新選組の名簿や、徳川慶喜の書など、珍しいものもありました。ロンドンの新聞もあり、徳川慶喜の似顔絵が載ったとのこと、どれも興味深かったです。

第4章「英雄」は、明治に入って陸軍大将になったときの資料や、下野して薩摩に戻ってからの私学館や西南戦争の資料です。開国により西洋の文化がなだれ込み、展示品の雰囲気も一変します。西郷が陸軍大将だったときの軍服は、吉之助の体格に合うように作られたのでしょう、とても大きな礼服が、夏用、冬用と2つ飾られていました。サーベルの中は日本刀で、それに西洋風の装飾がされているのに驚きました。

おみやげコーナー

展示会場を出ると、最初の撮影スポットに戻ってきます。

その横におみやげコーナーがありました。

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西郷どん展の分厚い資料本もありますね。Tシャツやトートバッグ、絵葉書など、オリジナルグッズも充実しています。

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資料集やグッズは、展覧会場でしか買えませんので、要チェックです。

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他も薩摩切子やお酒など、薩摩藩ゆかりの品々がありました。

最後に

平日でしたので、美術館内自体はそれほどの混雑ではありませんでした。

それでもガラガラというわけではなく、1つの展示に2、3人が集まって見ている感じです。少しだけ待って、説明文を見ながらじっくり見て、また次の展示に前の人がいなくなったらじっくり見て…といった感じでした。ゆっくり見てまわって、120分ぐらいです。

今回は「直虎展」のときのような撮影OKの展示はありませんでした。

休日はもっと混むことが予想されますし、終了期日が近づくと混む傾向がありますので、早めの来館をおすすめします。

銅像裏の碑文_062318_010725_PM

吉之助の生き様や人柄に加え、幕末から明治にかけての時代の移り変わりを肌で感じることのできる貴重な展示品がたくさんありました。

世の中のイメージの「西郷隆盛」とも、ドラマの鈴木亮平版「西郷吉之助」とも違う、あなただけの新しい西郷隆盛像が生まれる、そんな展示会になると思います。

上野公園は不忍池や東照宮など、見どころがたくさんあるスポットです。

大人気のパンダのいる上野動物園もありますし、国立博物館や国立西洋美術館、東京文化会館などで、様々な展示が行われています。

「西郷どん」展示だけではなく、午前はここ、午後はあちらなどと組み合わせて、一日上野を楽しむのもおすすめです。

西郷さん銅像2_062318_010618_PM

そしてここ上野は、幕末の上野戦争で、西郷率いる新政府軍と、彰義隊を始めとする幕府軍が対決した場所でもあります。

s-彰義隊石碑_062318_125452_PM

辺り一帯火の海となり焦土と化した、とても激しい戦いだったと言います。

心の優しい「西郷どん」がどんな気持ちで戦いに臨んだのかと思いを馳せるのも、また歴史ロマンだと思います。